大人になって生姜が食べられるようになり、新生姜の美味しさに気付いてからはスーパーで新生姜が並ぶ季節が楽しみになりました。
お手軽なチューブの生姜しか使ってこなかったのが、おろしたて、刻みたての生姜を料理に入れると何倍も美味しく感じることを実感しました。子どもたちが少しずつ手がかからなくなり、お料理も時間勝負!片時も目が離せない!そんな時期が過ぎて手間をかけて子どもたちの好きなものを作る、キッチンで過ごす時間も大好きな時間になりました。そうして保存瓶に入れて変化を楽しめる果実酒や保存食を作ることが日々家で過ごす私の好きなことになりました。
親子共に気持ちが落ち着かない4月5月が過ぎて、それを見計らっていたかのように新生姜やらっきょう、青梅などこの季節だけのものが並び今年もまた作ろう、他にどんなレシピがあるだろう、シロップは喜んでくれるから沢山作ろうと、ワクワクするのです。
今年の新生姜で作ったもの
《ジンジャエール》
子どもも大好きジンジャエール。食後に家族で飲んだり、コーヒーまではいかないけどちょっとしたお茶タイムに。普段ジュースは常備しないわが家の甘いお楽しみ。ビールと合わせてシャンディガフにも。
作り方
1.皮ごとスライスした生姜(正味500g)・きび砂糖(500g)・シナモン(3ふり)・カルダモン(3ふり)・クローブ(3個)・鷹の爪(一本)を揉み込んで30分置く。
2.水分がたっぷり出るのでそこに水500CCを加えて沸騰したら弱火、アクを取りながら20分煮込む。
3.冷めたらレモン汁(大2)加えて完成。漉して保存瓶へ。残った生姜は刻んで冷凍。
いくつかのレシピを参考に作ってみました。スパイスカレーであまりがちなスパイスを少しでも消耗できて嬉しいです。
《生姜糖》
辛みがかなり残り、食べ辛さあり。誰も食べてくれないのでレシピ公開は控えます・・・
上手くできたら生姜湯にもなるのでまたチャレンジしてみようと思います。
《ガリ》
保存食や常備菜を作るのに欠かせない教科書
たくま たまえさんの【たまちゃんの保存食】
らっきょうや梅干しもこちらのレシピで作ってます。旬のものを使った保存食や常備菜が季節ごとに載っていて、今は何月だからこれが作れそうだとか、どれもこれも保存瓶に完成したものが美味しそうに詰まっているのが可愛くて見ているだけでも楽しいレシピ本です。
その中から作っているガリは毎年作る定番になりました。
作り方
1.生姜(正味300g)はきれいに洗い、薄切りしにてザルに広げて塩をふり10分ほど置いた後、お湯を回しかける。
2.ホウロウまたはステンレスの鍋に酢(1カップ)・砂糖(1/3カップ)を入れ火にかけ、冷ましておく。
3.生姜の水気を切り、煮沸消毒した容器に入れ、2を注ぎ入れる。※清潔なスプーンで押し込んで空気を抜く。
砂糖はきび砂糖を使用したので出来上がりは茶色っぽくなりましたが、ピンクに染まった生姜が暑い夏に食卓を爽やかにさせてくれます。
《生姜とジャコの佃煮》
作り方
1.生姜千切り・昆布千切り・ちりめんじゃこ好きなだけ。
2.醤油・砂糖・みりん・酒同量で味付け。水分がなくなったら完成。
簡単ですぐ出来るけど冷蔵庫にあると、嬉しい一品に。お弁当や炊き立てご飯にもよく合うよう濃いめに味付けすると良いです。
新生姜には免疫力向上や、身体を温める、殺菌作用にと健康効果が期待出来る多くの栄養素が含まれているので、積極的に取り入れて家族が健康で元気に過ごせるようにしていきたいです。
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